人間力とは何か?活躍する人材に共通する要素と面接官の視点②
面接官の面接中の視点・思考を大公開します!
そして、
面接を受ける皆さんに必要な
テクニックも少しご紹介します。
これを見れば、面接対策もバッチリ!
かもしれません。。。
先に結論をお伝えすると、面接官は
①本当にこの会社に入りたいのか?
②この人と一緒に働きたいか?
大きくこの2点を選考基準として
質問していきます。
その質問の返答で「人間力」を感じられる人であればあるほど、
活躍する人材だと感じて
採用したくなります。
自己分析を独りで行うのには限界があるので、
就活だけでなく転職・中途採用試験の際には、
複数のエージェントに登録して
客観的なアドバイスをくれるひとを
増やしておくのがおすすめです。
そして、
面接で「合格するテクニック」の一つは
PREP(プレップ)法で簡潔に回答する! |
です。
以下で詳しく解説していきます。
このブログは次のような方におすすめです。
・就活で内定がなかなかもらえない ・転職先がなかなか決まらない ・アルバイトがなかなか決まらない |
簡単に私の自己紹介です。
東証一部上場企業で店舗の店長や エリアマネージャー、本部の人事教育部で 様々な人材の面接から教育を マネジメントの一環として行う。 海外赴任(中国)経験あり。 自己課題解決のために自腹で ビジネススクールに通い、 様々な人材とコミュニケーションを 取ることで得た人間観・経験を 基軸にお話させていただきます。 |
前回のブログでは、
人間力の三要素と面接官の視点を
ざっくりとお伝えしました。
今回は面接官の視点と思考を基に、
人間力に関して前回よりも
深く見ていきましょう。
■目次 ①面接官の面接中の思考・視点 ②面接を受ける側のテクニック (PREP法を使った回答) ③まとめ |
①面接官の面接中の思考・視点
早速ですが、こちらをご確認ください。
私の場合、合否の判断材料は大きく2点。
①本当にこの会社に入りたいのか?
②この人と一緒に働きたいか?
です。
ただし、この2点を判断するために
様々な質問をします。
その質問の中で、
前回から取り上げている「人間力」に
紐付く経験を引き出したいのです。
図でいくと、黄緑の吹き出しが
私の思考というか感情ですね。
沢山の応募者を、決められた時間の中で
正しく判断しなければいけません。
沢山の人の中から、
良い人材を見極めなければなりません。
良い人材とは「人間力」のある人であり、
できる限りのエピソードを引き出して
その人を知りたいのです。
②面接を受ける側のテクニック
そこで、面接を受ける側のテクニックとして
PREP(プレップ)法で簡潔に回答する! |
が重要な要素となります。
コミュニケーションスキルの一つで
PREP(プレップ)法というのがあります。
■PREP(プレップ)法 ・POINT=結論 ・REASON=理由 ・EXANPLE=具体例、事例 ・POINT=結論を繰り返す |
要するに、結論→理由→具体例→最後に結論を繰り返す
という話し方です。
以下、「志望動機」を問われた際の返答例です。
・P(結論)
御社を志望したのは、貿易事業を通じて環境問題や労働環境改善にも取り組んでいるためです。
・R(理由)
現在、あらゆる経済活動において持続可能な社会づくりへの取り組みが必要とされています。
・E(具体例、事例)
私は、ゼミで「経済と途上国の労働環境」をテーマに研究している中でA社・B社と御社の取り組みを比較しました。御社は、お取引先様の工場と一緒に工業廃水の浄化や、工場内への無料社員食堂建設、労働時間管理による労働災害撲滅に取り組んでおられます。A社やB社には無い取り組みです。
・P(結論の繰り返し)
私もゼミの研究内容を活かし、事業拡大だけでなくお取引先様とその国の環境問題と労働環境改善に携り、社会貢献できればと思ったため、御社を志望しました。
いかがでしょうか?
PREP法の良い点は、
話をする側は内容を整理しやすく
話を聴く側が分かりやすい
という点です。
結論→理由→具体例→結論を繰り返す
という話の整理の仕方と話し方を
ぜひ意識して実践してみましょう。
③まとめ
今回は、面接官の視点・思考と
面接のテクニック(PREP法)を
ご紹介しました。
皆さん個人が持っている「人間力」を
しっかりと整理して、
自信を持って伝えましょう。
一方で、独りで考えていては限界があります。
転職などの際、エージェントは複数に登録し、
自分を客観的に見てくれる
一緒に分析してくれる人が多ければ多いほど
成功に近付きます。
次回も面接テクニックや面接官の視点と思考を
人間力に紐付けてお話しようと思います。