samuraiblues’s diary

多趣味人間による、仕事や人生を豊かにするコトやモノのお知らせ。

グローバル化と幼少期からの語学学習③

すでに始まっているグローバル化に向けて、

 

幼少期より他国言語を学習・使用する機会が

 

あった方が良い。

 

もちろん、大人になってからでも遅くない。

 

いざ、自分が海外で働かなければならなくなった時、

 

現在と今後の自分に外国語を求められた時、

 

困らないように準備しておきましょう!

 

というとこと、

 

「なぜその言語を学ぶのか?」という目的を持つこと

 

習得に差がつく。

 

というお話です。

 

特に、お子様が「将来困らないように」と

 

お考えで幼少期からの語学学習をこれから

 

始めようとお考えの皆様の参考になれば

 

と思います。

 

グローバル人材として活躍させたい。なぜ?

 

前回までのお話で、私の中国での苦労を

 

少しだけお話させていただきました。

 

赴任当初から2年間は通訳が付き添うという

 

会社の言葉を信じていたのですが、

 

私は通訳を探す(面接の応募→面接選考する)

 

ところからスタート。

 

その間も仕事をする必要がある。

 

当時の私は、とあるブランドの

 

エリアマネージャーとして

 

仕事をしておりました。

 

赴任先は、福建省

 

福建省・・・?

 

・ウーロン茶

 

・切り立った山々

 

・船頭さんが長い棒を使って漕ぐ小舟

 

・霧深い、切り立った岩山

 

 

 

当時の私は、中国といえば上海・北京などの

 

大都市で働くイメージをしていましたが、

 

甘かった。。。

 

中国は上海万博で多数の海外からの観光客を

 

受け入れるために、上海などの都市部の

 

タクシー運転手の方などが英語を覚えるなど

 

国際化に向けて取り組んだ後だったのですが、

 

福建省は甘く無かった。。。

 

 

 

日本語は疎か、英語はほぼ通じない。

 

空港もタクシーもホテルも。

 

 

 

通訳の人がいないと、何もできない。。。

 

 

 

「仕事だけできればいいや」

 

「日本とやること変わらん」

 

と思っていた自分の甘さ。

 

 

 

買い物・移動すらまともにできない自分。

 

某世界的ファーストフードチェーンで

 

注文すらできない自分。

 

 

 

生きるために、これほど言葉が重要なのだと

 

痛感しました。

 

 

 

何よりも仕事でコミュニケーションがとれない。

 

通訳の方が席を外している時に、

 

現地の責任者やスタッフ達と会話ができず

 

相手が困っていること・自分の思いを

 

自分で確認する・伝えることができない。

 

 

 

いやー、苦しかったです。。。

 

 

 

そこからは、

 

まずは最低限のコミュニケーションが

 

取れるようにと、

 

電車や新幹線での移動中や食事中も

 

通訳の方に質問&メモ。

 

 

 

中国語は、「四声」という独特の

 

高低アクセントがあり、それも難解。

 

■四声

 

・第一声 ā 「あー」と真っ直ぐ平坦に音を伸ばす

 

・第二声 á 「ぁあ?」とドラケン風に母音を上げる

 

・第三声 ǎ 「あ〜あ」と音を下げてから上げる

 

・第四声 à 「あぁ」と音を急降下させる

 

 

 

なので、漢字とプラスしてローマ字表記の

 

ピンイン」というアルファベット+声調記号を

 

とにかくメモして声に出すを繰り返す。

 

 

 

しかし、仕事が終わると、それぞれの

 

プライベートの時間。

 

通訳はいない。

 

最初の1ヶ月は、

 

自分では何もコミュニケーションをとれない

 

ストレスと恐怖の連続。

 

いざという時、輩に絡まれた場合を想定して

 

ホテルや家では延々と腕立て伏せをしていました。

 

 

 

ただ、

 

私よりもストレスを感じていたのは、

 

現地の同僚だろうな。。。

 

早く何とかしないと、と思い

 

中国語の家庭教師を探し始めました。

 

 

 

会社の人にも色々聞いて、

 

以前、会社の同僚が教わっていた家庭教師を

 

紹介していただき、授業がスタートします。

 

 

 

使用するのは、

 

小学校1年生の国語の教科書のような

 

中国語の教科書。

 

 

 

この教科書の内容は、日常会話中心だったので

 

仕事では全然使えなかった。。。

 

 

 

ただし、先生の教え方で今でも感謝しているのは

 

とにかく基礎として発音(前述の四声)を

 

とことんやってもらったこと。

 

 

 

個人的には、日本の英語教育で一番足りないのが

 

この発音練習だと思っています。

 

 

 

文法とかよりも発音が大事。

 

私が知っている(使っている)中国語の文法なんて、

 

1〜2つぐらいのもんです。

 

*多分

 

 

 

その次が、思考の瞬発力。

 

これは、日本語を外国語に変換する

 

スピードのことです。

 

日本語だけで生きてくると、

 

全てを日本語で考えます。

 

 

 

しかし、外国語でコミュニケーションをとるとなると

 

外国語で考えて外国語で話す習慣がないと

 

思ったことを直ぐに言葉に出せないですし、

 

外国語を見る・話を聴く時にその言語に

 

「変換する」という時間が発生します。

 

これが、大人になると(ずっと日本語だけで生きてくると)

 

直す(外国語を習得する)のが難しい・時間がかかります。

 

 

 

だからこそ、

 

国語学習をするなら、早ければ早いほど良いと

 

痛感しました。

 

幼少期から、日本語ともう一つ別の言語が身近にあって

 

繰り返し聴く・見る・話すことが習慣になっていれば、

 

大人になってから苦労する・無駄な時間を使う

 

ということは限りなく無くなると思いますし、

 

仕事の面での選択肢が増えて可能性も広がります。

 

 

 

そして、大切なのは

 

本人が目的・目標を持って

 

楽しく続けられる環境であること

 

だと思います。

 

 

 

幼少期は遊ぶことで色々と学習する時期です。

 

語学学習も遊びの一つとして初めるのも良いかも知れません。

 

 

 

私は、趣味でギターを弾いているのですが、

 

中国語の勉強の一環として

 

現地でジャズギターの教則本(中国語翻訳されたもの)を

 

購入して中国語学習を飽きないようにしていました。

 

 

続く。